灰崎の自由空間

アラサー陰キャ・ぼっち・非リア・コミュ障の男が趣味で文章を書いてます。

精神的な不調と今後について

今年に入って、外出先で体調不良になることが頻発している。主な症状は体のほてり、めまい、吐き気、息苦しさ、手足の痺れ等。直近だけでも2回発生した。あまりにも辛いので、重い腰を上げて内科へ行った。結果としては、「精神的なことが原因の可能性があるので、専門の病院で診てもらった方が良い」とのことだった。胃の不調と不眠についても話していたので、胃薬と睡眠薬だけもらって帰って来た。僕は近くの心療内科を探したが、すぐに診てもらえる病院は無かった。HP上の予約フォームを定期的にチェックし、何とか1週間後に予約を入れることができた。そして先日、その心療内科へ行ってきた。明確な病名については現段階で断定できないものの、所謂「パニック障害」のような症状が見られるとのことだった。医者からは、一時的に抗不安薬で様子を見るか、長期的に根本から治療していくかの2択を提示された。もう二度と同じような苦しみを味わいたくないので、僕は後者を選択した。その日は薬を2種類貰い、また数週間後に受診することになった。弱めの薬らしいが、早速今まで感じていたような息苦しさが消えて驚いた。ただ、「まだ無茶はしないように」とのことだったので、しばらくは近所を歩くくらいに止めようと思う。(やはり、さっさと病院へ行くべきだった)

 

僕の精神的な不調については、とりあえず薬を飲みながらしっかりと治していきたい。今後はブログの中で、僕の健康状態に関する話を定期的に書いていこうと思う。僕と似たような症状で苦しんでいる方々の参考になるように、治療の内容も含めて書いていく予定である。

不安症に関する近況等

例の不安症について少し現状を書いておく。あれから認知行動療法パニック障害等について本でざっと学んだ。よくある「マンガでわかる〜」といった類の本だ。概観を捉えるにはこういう本でいいと思っている。とりあえず本に書かれていた技法を使い、自分の頭に浮かぶ考えを見つめ直した。薬は漢方の他に整腸剤も試している。これらが上手く作用しているのか、緊張時の息苦しさは緩和された気がする。完治はしていないかもしれないが、なんとか耐えられそうだ。こうして様々な方法を試しながら、不安を感じるような状況に慣れていくしかないのだろう。実は最近、不安症の他にも気がかりなことがある。どうも今年は暑さに弱い。ちょっと外に出ただけでバテてしまう。午前中外に出たら、午後は家から出ることが難しい。運動不足か? もう1ヶ月近く朝はウォーキングをしていて、夕方には筋トレもしているのに。それとも冷房の掛け過ぎか? こちらが原因のような気もする。少し設定温度を上げてみようか。こんな状態ではどこにも行けない。本当はもっと旅行に行きたいのに。仕方ない。今年の夏は家でのんびり過ごそう。

不安との戦い

前回の投稿からだいぶ間が空いてしまった。ブログを投稿していない間もローカルに文章を書き溜めていたのだけれど、記事として投稿しようという気が起きなかった。メモアプリに文章として吐き出すだけで満足してしまっていた。まあ別にそれでもいいのだけれど、今回ばかりは外に出しておきたい。ざっくり言うと、最近あまり身体も心も具合が良くないのだ。きっかけは先月。久々に少し遠出をしたのだが、あまりの暑さで旅先で体調不良になってしまった。医者の診断は無いが、おそらく熱中症だろう。近くの施設で少し休ませてもらい、帰りの新幹線の予約を変更して早々に旅を終えることにした。十分に体力を鍛えずに無理をした結果だろう。この出来事は身体だけでなく、精神的にもかなりのダメージを与えた。この一件以来、自分に自信がなくなってしまった。自由が効かない場所(例えば病院の診察室の中やレストラン等、すぐに家に帰れない場所)や、仕事のプレゼン等で不安になり、息が苦しくなる(本ブログでは以降、この症状を「不安症」と呼ぶことにする)。元々この不安症は幼少期からあって、最近は比較的落ち着いていた。それが一気に再発してしまった。ここ数日は不安症について色々と悩んでいた。「このまま仕事を続けられるのだろうか」、「もう遠出はできないのだろうか」……等。悩んだ末、「とりあえず、少しずつ改善していこう」という結論に至った。具体的には次の通りだ。まず、運動を始めることにした。もともと朝のウォーキングはしていたが、筋トレやHIITも追加して本腰を入れて取り組む。炎天下でも耐えられるくらいの体力をつけたい。そして心の方は、少しずつできることを増やしていく。近くのレストランに行ってみる、電車に乗って買い物に行ってみる、映画館に行ってみる等、少しずつ難易度を上げていく。後は、漢方薬を試してみようと思う。不安から来る喉のつかえには「半夏厚朴湯」という漢方薬が効くらしいので、しばらく飲んでみることにする。まずはこんなところだろうか。あまり深く考えずに、ゲーム感覚で取り組んでいこうと思う。

さまよう思考

だらだらとした休日を過ごしている。朝起きたら軽くウォーキング。朝食後は脱毛症の治療へ行き、近くのスーパーで軽く買い物をしてから家に戻る。その後は適当にネットサーフィンをする。集中力が必要なインプット(例えば本を読むとか、映画を見るとか)は、今はなかなかやる気が起きない。頭がモヤモヤしている。この文章も適当に惰性で書いている。この文章がどこに到達するのかも分からずに、ひたすらフリック操作を続ける。まあ、僕のブログなんて何年も前からこんな感じだ。書きたい時に書きたいだけ書く。自分の生命維持のために、気持ちを吐き出す場所。それが僕にとってのブログなのだ。

無気力状態の原因は何なのだろうか。一番大きいのは睡眠不足だろう。深夜2時ごろに目が覚めて、現実と夢の間を行ったり来たりしていた。睡眠については今日サプリメントを買ってきたので、これで少し様子を見る。しかし、無気力なのは他にも原因がある気がする。こうして中身のない文章しか書けず、1つの大きな作品として完成させることができていない自分へ苛立ちを感じているから? 職場の人間との何気ない雑談で、自分の異常性を改めて思い知らされたから? プライベートが結局この数年何も前に進んでないから? 頭が疲れてきたので、これくらいにしておこう……。もっと楽しいことを考えよう。さて、今後やりたいことは何だろう。久々に旅行に行きたい(なるべく若いうちしか行かないところに行きたい)。あとは創作か。ブログはもう少し投稿頻度を上げていきたい。それがストレス発散にもつながるし。そしてエッセイか小説か、何かひとつの作品として形にしたい。こんなこと、何年言い続けてるんだか……。

祖父との対面

母方の祖父が入所している施設から連絡があった。祖父の意識レベルが下がってきたので、今のうちに会っておきたい人がいるなら来てほしいとのことだった。例の疫病のこともあって会えるのは2人までとのことなので、最近会っていなかった祖母と僕が面会することにした。施設に向かう途中、Web検索も活用しながら、祖父にかけるべき言葉はないかと必死で考えた。個室に入ると、祖父は窓の方を向いて横になっていた。顔色は悪くない。普通に眠っているように見える。だけど、こちらの呼び掛けには無反応。昨日家族が面会した時は多少反応があったのに。感染症対策もあり、祖父の体に触れることは許されなかった。「お父さん」と声を掛ける祖母は、もう覚悟ができているように見えた。なんて強い人なのだろう。これが夫婦の絆か。この2人にもう、多くの言葉は必要ないのだろう。一方、情けないことに僕の方は全く心が整っていなかった。僕は涙目になりながら、祖父を呼びつつ、用意していた言葉を投げかけた。何の捻りもない、「ありがとう」という感謝の言葉だ。僕の両親は病気の影響もあって元々あまり稼ぎが無く、僕の大学進学も少し厳しい状態だった。そんな時、祖父は何の躊躇いもなく僕の学費を出してくれた。必死に働き、浪費もせず、酒もタバコにも手を出さずに貯めたお金を、孫の僕に惜しみなく使ってくれた。僕がこうして社会人として不自由の無い生活ができているのは、間違いなく祖父のお陰だ。僕は祖父に対し、「色々とありがとう、僕は幸せだよ」と、少し大きめの声で伝えた。祖父は少しだけ口元をピクリと動かした。隣にいた祖母は「お嫁さんは間に合わなかったね」と呟き、僕は苦笑いした。最後に「またね」と声を掛け、その場を後にした。帰る途中、祖母は祖父の銀行口座について母と話をしていた。本当に、なんて強い人なんだろう。

ここ数日の流れの速さに正直圧倒されてしまっている。先月は普通に会話ができていたのに、最近になってターミナルケアへ移行。そして日に日に状態は悪くなってきている。僕は祖父との思い出をひとつひとつ頭の中から手繰り寄せる。祖父はなかなか独特な喋り方をする人で、じっくりと話をした記憶が無い。喋るのは難しいと分かっていたので、僕はなるべく同じ時間を過ごすこと、そしてなるべく何かをご馳走することを心がけた。祖父は周りの人に、「孫にご馳走してもらったんだ」と度々自慢していたらしい。どこかのファミレスで金を出した程度だったが、それでも喜んでくれていたようなら良かった。せめてもう一度くらい、祖父とちゃんと話をしたかった。話したいことは色々ある。改めてこれまでのお礼を言いたい。ひ孫の顔を見せられていないことを謝りたい。できることなら、人生について色々と話をしたい。辛いこととか不安とか色々話して、何かしら励ましの言葉が欲しい。でも、やはり本人の話したいことをじっくり聞きたい。一番辛いのは祖父なのだから。気が早いけど、こうしてスマホでぽちぽちと文字を打ち込んでいるだけでボロボロと涙が出てきてしまう。