灰崎の自由空間

アラサー陰キャ・ぼっち・非リア・コミュ障の男が趣味で文章を書いてます。

微妙な状態

仕事中、14時頃から急に気分が悪くなってしまった。暖房をかけすぎたからなのか、昼食が自分の身体に合わなかったからなのか。中抜けして軽く仮眠をとった上で直後の会議をなんとか乗り切り、仕事は早めに切り上げた(と言っても、定時に帰ったというだけだが)。こういう原因不明の体調不良になることが年に数回はある。だが一晩眠れば回復する。「またこの体調不良ですか。お疲れさまです」と出迎えて、粛々と対処する。ただそれだけだ。

一方、心の状態はどうだろうか。何と言うべきなのか、今の状態を適切に表す言葉がパッと浮かんでこない。良い状態でもなければ、ものすごく悪い状態でもない。50%を少しだけ下回っている状態と言うべきか。仕事は山ほどあり、上司に対して不信感を抱くこともたびたびある。でもこれは今に始まったことではない。もう1年くらい前からこんな状態なのだ。もうこれがデフォルトになってしまったので、自分の状態について正しく評価ができない。僕にできることは、目の前のタスクをひたすらこなし、上司に腹が立ったら後輩と愚痴を言い合って吐き出すことくらいだ。プライベートの方はどうだろう。社会人になってからの数年、僕は何か前に進んでいるんだろうか。仕事について分かること/できることは少しずつ増えている。貰えるお金も少しずつ増えていて、欲しいものはあまり躊躇せず買えるようになった。だが、結局それだけなのだ。プライベートのことは何ひとつ前に進んでいない。周りの人間はパートナーを見つけ、子孫を残している。生物としてなんと優秀なことだろう。人生に対する焦りが日に日に強くなっていく。こういうような状況で、B氏に投げかけられた汚物のような言葉が頭に不意に浮かんでくる。僕は無意識に部屋の中で大声を出し、B氏の亡霊を八つ裂きにする。こんな状態がいつまで続くのだろうか。